なぜ変えられないのか?
その理由は、大抵の場合「面倒だから」ということに尽きると思います。
変えたいのに変えないのはなぜ?
例えば、顧問税理士を例に考えてみましょう。(私が税理士であることもあり、例にとってみました。)
・税理士を変えたいと思っていても変えないその理由は・・・
心機一転、新しい税理士と顧問契約を結ぶことは、エネルギーを使う作業であることは間違いありません。
ただ単に「面倒」ということが、税理士を変えたいのに変えない理由なのではないでしょうか。
税理士とは長く付き合うのが理想ではありますが、実際に顧問契約が始まってみて初めて気付くこともあります。
また、長年の付き合いの中で対応がおろそかになってきたり、担当者の変更やその他のことで不満が出てきた、なんてこともあるでしょう。
そのような不満がある場合は、一度顧問税理士と話し合う必要があると思いますが、「もう少し様子をみてみよう」ということで、そのままズルズルとあまり改善されることもなく契約が続いてしまうケースもよくみかけます。
税理士を変えよう
人々の様々な行動に対してかかわってくるのが税金なので、税理士は経営者自身についてかなり深いところまで知ることとなります。
いろいろと分かってくれている、もしくは秘密を握られている(?)税理士ですから、長いお付き合いが理想なのでしょう。
確かにそれは理想ですが、状況の変化などによって求めるものが変わってくることもあります。
もっと気楽に税理士を変更するような風潮があってもいいように思います。
経営者と税理士がお互いに、変化をおそれず、刺激し合える関係を保ち続け、ずっとお付き合いできるのが理想なのは言うまでもありませんが。
・税理士を変更するタイミング
「決算が終わるまで」という意見もありますが、変えたいと思った時がそのタイミングです。
ただし、次の税理士が決まっていることが条件です。
次の税理士を決めた上で契約解除しましょう。
・次の税理士への引き継ぎのときに注意すべきこと
次の税理士への引き継ぎの際は、次の2点に注意する必要があります。
①会計データや税務書類の引き継ぎ
- 総勘定元帳
- 申告書
- 税務署に提出した届出書各種
- 扶養控除等申告書 など
もしこれらの書類を税理士に預けっぱなしというのであれば、返却してもらう必要があります。
②契約書の確認
契約解除を言うタイミングなどの確認のため、今の税理士との顧問契約書を一応確認しましょう。
最後に
税理士サイドからみても、クライアントの新陳代謝があることは正常な状態だと思います。
今の税理士に悪いかなぁ〜と思う必要はありません。
他の税理士にもあたりつつ、今の税理士とも話し合うという方法もあります。
税理士を変えたいとお思いであれば、初回面談を無料にしている税理士も多いので、他の税理士に会って話を聞いてみることをおすすめします。
【HMJのつぶやき】
昨日は資料作成、月次処理など。
夕方に長男の通院に付き添い、途中でバースデーケーキを購入。自分の誕生日でした。
ケーキのイチゴはすべて長男のお腹の中に。あとチョコレートプレートも。
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。