来年1月4日から所得税、法人税、消費税、贈与税など、ほとんどすべての国税について、クレジットカードでの納付が可能となります。
実際の支払いは、カード会社の振替日となるため、納税を納付期限よりも先に延ばす効果もあります。
また、カード会社との契約内容にもよりますが、一括払いだけでなく、分割払いやリボ払いも選択できます。
もちろん、分割やリボ払いでは手数料はかかりますが。
クレジットカードでの納付方法
特に利用届出などは不要ですが、インターネットからの納付手続きのみとなります。
専用の「国税クレジットカードお支払サイト」が開設されるようです。
PC、スマートフォン、タブレットからの利用が可能です。
決済手数料がかかります
クレジットカード納付には、決済手数料がかかります。
税額が最初の1万円までは82円(税込)、以後1万円を超えるごとに82円(税込)が加算されます。
納付税額 | 決済手数料 |
1円〜10,000円 | 82円 |
10,001円〜20,000円 | 164円 |
20,001円〜30,000円 | 246円 |
と段階的に手数料が増えていくため、クレジットカードのポイント還元率と単純比較はできません。
「国税クレジットカードお支払サイト」では、決済手数料のシミュレーションができるようです。
また、納付できる金額は、1,000万円未満で、もちろんカードの利用限度額を超えての利用はできません。
最後に
公的機関の手続きなど、本当にちょっとずつではありますが、便利になってきています。
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