中野区の防犯メールマガジンに空き巣被害の報告が出ていて、思い出しました。
僕も、空き巣の被害にあったことがあることを。
今回は、その当時のことを書いてみたいと思います。
部屋に入ると散らかっていた
20年以上前になりますが、空き巣に入られたことがあります。
当時、僕は、小田急線の世田谷代田駅、京王井の頭線の新代田駅、2つが最寄駅の2階建のアパートの1階に住んでいました。環七からちょっと入ったところにあるアパートでした。
ある日の夜、家に帰ってくると、なんか妙に部屋が散らかっています。
「だいぶ散らかしちゃってるな〜、ちゃんと掃除しなきゃな」
なんて思った次の瞬間、「これは俺が散らかしたんじゃない!」と気づきます。
まさか泥棒が入るなんて想像したこともなかったので、一瞬自分を疑いましたが、その散らかり方はあきらかにおかしい。
泥棒に入られた!
そう気づいたときは、怖くて寒気がしました。
モノというモノが全部出されていた
すごい散らかりようでした。
ありとあらゆるものが外に出されていました。
机の中に入っていた封筒の中の紙まで、ご丁寧に全部外に出されていました。
僕のぜーんぶを見られたと思い、気持ち悪くなりました。
110番って何番だっけ?
警察に電話しなきゃ。「ひゃくとーばん」って何番だっけ?
ホントにそんな感じ。とても動揺してました。
ほどなくして制服姿のおまわりさんが登場。とても安心したのを覚えています。
で、このおまわりさん、どうしても忘れられません。
おまわりさんは、うちに着くなり、のどが渇いたと言って飲み物を要求。
たまたま冷蔵庫に入っていた、パックの烏龍茶をコップに注いで渡しました。
別に嫌な感じのおまわりさんではなかったのですが、空き巣被害にあって動揺している一人暮らしの20歳の男の家に、冷たいお茶があると思うなんてすごいなぁと。(たまたまありましたが)
もしかしたら、「被害者の家に行ったらまずは冷たいお茶を要求し喉をうるおせ」というマニュアルが警察にはあるのかも知れません。
その後、刑事さんや鑑識の方がみえて、指紋を採取したり、指紋がついているであろう書類などを回収していきました。
そして、犯人の指紋と区別するためとかなんとか言いながら、僕の10本の指の指紋も採取していきました。それはそれは丁寧に。(きっと警察は全国民の指紋を採取したいのでしょう)
犯人じゃなくて被害者なのに指紋を取られるなんてと、なんとも嫌な気分になったものです。
まさにやられ損だなと。
空き巣に入られやすい家の特徴とは
お金もあまりない学生ですから、現金は当然置いておくわけもなく、盗られたものは特にありませんでした。
預金通帳は置いてありましたが、盗られませんでした。
バスタオルが外に捨てられていたので、それを盗られたということにして、警察に被害届を出すことに。
警察いわく、石をそのバスタオルで巻いて、隣の部屋の窓ガラスを割ったのではないか、ということでした。
そのアパートでは、僕の部屋と隣の部屋が被害にあっていました。
侵入経路は窓
侵入経路は、窓でした。
鍵周辺の窓ガラスを割って、鍵をあけての侵入。
窓際にベッドを置いていたため、ベッドの上はガラスの破片まみれ。
窓の向こうは隣の家の塀だったため、死角になっています。
窓のシャッターも閉めていなかったので、簡単に入れたんだと思います。
空き巣が入る家の特徴
実感としてわかったのは、空き巣の野郎は、金品がありそうな家に入るのではなく、入りやすい家に入るということ。
じゃなきゃ、一人暮らしのアパートになんて入らないはずです。
当時僕が住んでいた世田谷区代田のアパートの部屋は、空き巣が入りやすい家の条件を見事なまでにそろえていました。
- 1階である
- 死角がある
- 通りから1本奥に入っており、人目がない
- 住民が外出している時間が長い
トータル10ヶ月ほどしか住まなかったこのアパート、まだあるのかどうかはわかりませんが、車なんかで近くを通るたびに思い出します。
大手の企業が大家さんだったのですが、空き巣被害について電話報告したときに対応してくれた女の人の冷たいというか、無関心な態度だったことなんかも含めて思い出すので、なかなか嫌な気分になります。
その後の教訓としては、
- 集合住宅の1階には住まない
- 死角がある物件には住まない
- その集合住宅に住むことを決める前に、過去空き巣被害がなかったかを聞き込み調査する
ということを実践しています。
あれ以来、今のところは、空き巣被害にはあっていません。
【さんプラーザ前川くんのつぶやき】
昨日は、午前中は妻の美容院にみんなで付き合って、ランチでラーメン。
午後は、お客様との打ち合わせ1件、その後少し事務作業。
【1日1新】
moco阿佐ヶ谷店
【長男(7歳)のマイブーム】
イヤホンしてゲーム
【次男(1歳11ヶ月)のマイブーム】
どんぐり拾い
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。