クレジットカード決済サービスである『PayPal』と連携した場合の、クラウド会計ソフト『freee』側での処理方法の解説です。
今回は、『PayPalと連携した場合のfreee側での処理方法〜経費編〜』に続き、自分が売り手側だった場合の処理についてです。
freeeとPayPalを同期することについて
freeeでPayPalを同期した場合の売上側の処理では、余計なものまで吸い上げてしまうため、取引がダブって計上されます。
その取引については、消去(freeeの処理上で言うところの「無視」)しなければならないという手間があります。
それは、経費側の処理(『PayPalと連携した場合のfreee側での処理方法〜経費編〜』)でも同じことが言えます。
こうした面倒があるので、「PayPalについては、freeeと同期しない」というのも1つの選択肢となってくるでしょう。
PayPalで売上を請求した場合のfreee側での処理
PayPalにて請求し、決済された後にfreeeにてPayPal口座を同期すると、次のように3行の取引が「登録待ち」状態となっているはずです。
これらの登録方法は以下のとおりです。
- 写真一番下の行、『その他(Bill)・・・』については、『無視』ボタンをクリック
- 写真下から二番目の行、『支払い・・・(PayPal手数料)ID:☓☓』は決済手数料なので、勘定科目を「支払手数料」、税区分を「非課税仕入れ」にして『登録』
- 写真一番上の行、『支払い・・・ID:☓☓』については、『入出金予定とマッチ』タグを選択し、あらかじめ登録済みと売上に対する決済額として『登録』
ちなみに、3の取引を仕訳にしてみると、
発生日 | 勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
1/5 | 売掛金 | 10,000 | 売上高 | 10,000 |
1/9 | PayPal | 10,000 | 売掛金 | 10,000 |
(※金額は仮に10,000円としています)
イメージしやすくするため、売上発生時(1/5)の取引も載せてみました。
「売掛金10,000円をPayPalという名の売掛金で回収した」というイメージになります。
【参考記事】

PayPalから銀行口座に払い出した場合のfreee側での処理
PayPalから銀行口座に払い出した場合は、
- 銀行口座におけるPayPalからの入金
- PayPal口座での出金(『その他(Transfer) Bank Account ID:☓☓』)
の一方をPayPal口座から銀行口座への移動と登録し、もう一方については『無視』とします。
引き出し手数料がある場合(引き出し金額が5万円未満の場合)
引き出し金額が5万円未満の場合は、手数料が250円かかります。
まずは、PayPal口座に出てくる
- 『その他(Transfer) Bank Account(PayPal手数料) ID:☓☓』(250円)
を「支払手数料」として登録します。
税区分は、「課税仕入」です。
また、この場合のPayPal口座での出金額は、手数料250円を差し引く前の金額となっています。
そのため、処理方法が上記の引き出し手数料がない場合とは異なってきます。
次の1をPayPal口座から銀行口座への移動と登録し、2を『無視』とすることになります。
- 銀行口座におけるPayPalからの入金 → PayPal口座から銀行口座への移動と登録
- PayPal口座での出金(『その他(Transfer) Bank Account ID:☓☓』) → 無視
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