フリーランス・個人事業主が、引っ越しした際にやらなければいけない手続きについて、税金面を中心に解説します。
引っ越したら税務署に提出するもの
引っ越したら、税務署に提出するものは、次の3つ。
- 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書(提出先:旧税務署)
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書(提出先:旧税務署)
- 預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書(提出先:新税務署)
このうち、1については絶対、2と3については場合によって、という感じです。
絶対提出『所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書』
納税地(住所)が変わったら提出する届出書です。
引っ越し後、なるべく早く提出します。(いつまでに出せという期限はありません)
引越し前の住所を管轄する税務署に提出します。
人を雇っているなら『給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書』
人を雇っている場合には、この届出書の提出が必要となります。
人を雇っておらず、誰かに給料を出しているわけでなければ、提出は不要です。
引越し前の住所を管轄する税務署に提出します。
振替納税にしてて管轄の税務署が変わるなら『預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書』
長い名称ですが、『預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書』とは、振替納税の依頼書のことです。
これを提出することで、所得税と消費税が口座引き落としで支払えるようになります。
引っ越しにより、管轄の税務署が変更となる場合には、提出し直す必要があります。
引越し後の住所を管轄する税務署に提出します。
管轄の税務署に変更がないのであれば、提出は不要です。
旧住所地時代の確定申告のやり直しなどは、どこの税務署ですればいいのか
過去の確定申告のやり直しなどについても、引越し後は、すべて新住所地を管轄する税務署で手続きすればOKです。
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その他の届出など
税務署以外の手続きも忘れずに。
- 市区町村役場での転出・転入届、マイナンバーカード、国民健康保険
- 免許証
- パスポート
- 預金口座
- クレジットカード
- 電気・ガス・水道
- インターネット
- 郵送物の転送依頼
- 必要ならばお客様への案内 etc.
きっと盛りだくさんになるはずなので、To doリストをつくって、チェックしながらすすめましょう。
【編集後記 〜税理士・前川秀和のつぶやき〜 】
昨日はデスクワーク中心に。
お昼は次男と散歩。近くの神社にお参りしたり、松屋でママのためにテイクアウトしたり。
帰りはずっと抱っこになって汗だくでした。
【1日1新】
次男と近所の松屋へ
【長男と次男 〜9歳(3ヶ月)児と3歳(4ヶ月)児のマイブームなど〜 】
次男、ひとりで遊んでいたのでのぞくと、照れくさそうにしつつ、嫌がります。パパはあっちで仕事してろと。ひとり遊びに慣れすぎてしまったのか、どうなのか・・・早く保育園に復帰させたほうがいいのかも知れません。
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
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