Fugazi(フガジ)から学ぶフリーランスに必要な3つのこと

Fugazi(フガジ)は、80年代後半から2000年代前半にかけて活動したアメリカのバンドです。

メジャーレーベルには属さず、自らが運営するレーベルより音源をリリースし、ライブも独自で企画・運営していました。

音楽的にももちろんですが、その独特の活動方法やアティチュードに影響を受けた人は数知れず。

税理士としてフリーランスとなった今、かつてDVDで観た彼らのドキュメンタリーのことを思い出すことがたまにあります。

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※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

やらないことを決める

自分を売り物にしていく以上、活動方針など軸となるものを決めなくてはなりません。

そのためには「何をやるか」よりも、「何をやらないか」を決めることが有効です。

Fugaziで言えば、

  • ライブハウスではライブはしない
  • ライブ会場でTシャツ等の物販はしない
  • ストイックなライフスタイル

などの「やらないこと」があります。

既存の概念にとらわれない

「あまりにも商業主義的になりすぎた音楽シーンに立ち向かうバンド」というイメージが強いFugazi、実際にもそうなんだと思います。

上にも書いた「ライブハウスではライブはしない」ということに、それは顕著にあらわれています。

彼らは既存のライブハウスではない会場でライブをしたことで有名です。

ドキュメンタリーDVDを観てもわかるように、体育館や図書館などの公共的なスペースをライブ会場に選んでしました。

そこには、アルコールの販売をしないなどのメッセージ性もあったようです。

 

何でもひとまず自分でやってみるといった、DIY精神がスモールビジネスをおこなうフリーランスにはとても大事ではないかと感じています。

ここではライブハウスを例にあげていますが、例えば、悪徳Web制作会社などに搾取されないためにも、ひとまずは自分でやってみる必要があるでしょう。

その後プロに頼むにしても、その段階を経た後であれば、目も肥えているはずです。

年上の人のアドバイスを気にしすぎる必要はありません。ライブをやるならライブハウス、自社のウェブサイトを作るならWeb制作会社、などという思い込みを排除して自由に考えてみましょう。

お金を稼ぎ、管理する

彼らはチケット代を安く抑えるなど、儲け主義には走らない姿勢をつらぬいていました。

しかし、当たり前のことではありますが、バンドだってフリーランスだって会社だって非営利の法人だって、全く儲けがないようでは事業を続けていけませんし、社長も従業員も生活していけません。

彼らのドキュメンタリーDVDで印象に残っているシーンがあります。

それはライブ後にメンバー自らお金を数えているシーンで、「あ、自分で数えるんだ」と妙に感心した覚えがあります。

まとめ

  1. 軸をしっかりとしたものにするため、やらないことを決め、
  2. 自分が生きる場所を見つけるため、既成の概念にとらわれないことを意識し、
  3. 事業を続けていくため、簿記(3級程度)の知識を身につけ、お金を稼ぎ、管理する。

彼らが簿記3級程度の知識を身につけてるかどうかはわかりませんが、フリーランスや経営者であれば持っていて損はないです。

 

【HMJのつぶやき】

昨日も1日オフ。

妻の実家で甥っ子の誕生日を祝うなど。

気持ちのよい気候なのでみんなで近所の児童公園に出掛けたにもかかわらず、子供達は早々に家に戻りたい様子。

おじいちゃん家でカートゥーン・ネットワークという子供番組専用チャンネルを観れるのが、その帰りたい理由のようです。

短い公園滞在ではありましたが、長男と初めてまともにサッカーボールを蹴りあえてちょっと感動しました。