税理士試験についてです。
最後の最後、5科目目に合格したのが、「法人税法」という科目。
何度も何度も受けさせられた法人税法、その受かった年の勉強法みたいなところを少し書いてみます。
仕事よりも受験勉強
仕事しながらであれば、うまく時間をみつけ、効率的に勉強したいところ。
意識としては、「仕事よりも受験勉強を最優先」と常に心がけていました。
定時に即あがり、しっかりフルで有給を取る。
どっちも当たり前のことだとは思いますが、いっぱい残業して有給も全然取らないのがカッコいいものと思い込んでいる勢力がいる場合は、それなりの覚悟が必要なこともあります。
その点、僕は恵まれてたと思います。
心構えとしての「出るところだけやる」
勉強時間をさほど確保できない場合は、ヤマを張ることも有効です。
一か八かにかける!というよりは、常にこういうの出そうだなぁ〜みたいに出題予想しながら勉強すると、勉強にもメリハリが出てきます。
闇雲に量をこなし、力技で暗記していく。それができればいいのですが、そういう勉強法はとても時間がかかります。
強弱をつけて、「試験に出るところだけ勉強する」という心構えで、税理士受験勉強最後の年は勉強していました。
テキストはつくっていく
テキストも試験に出るところだけに集約していきました。
大原の通信講座を受けていたのですが、当時テキストがバインダー式のものだったので、出ない(と思われるところ)は外していきました。
テキストを薄く薄くしていき、自分だけのテキストをつくっていくような感じです。
常に持ち歩けるくらいのボリュームまでスリム化します。
最終的には、ここは見直さなくてもOKというところも省き、試験前日や試験直前において、パパっと見直しができるくらいのボリュームまで絞り込みます。
例えば、理論なんかで、出るか出ないか微妙だな〜というところは、その部分のテキストは捨ててしまい、自分なりに簡単にまとめたものをペロっと1枚綴じ込んでおくとスリム化できます。
実際の試験では、なんと、その部分が出題され、ペロっと1枚にまとめたことが大いに役に立ちました。
「ほら!やっぱり、あやうく捨てそうになったところが出たじゃないか!ヤマなんか張るもんじゃない!」
というよりは、常にヤマを意識してたからこそ、感覚が研ぎ澄まされて、その部分を完全に捨てないという選択ができたのではないかと感じています。
本番における戦い方を間違えないこと
税理士試験、まぐれで落ちることはあっても、まぐれで受かることはほとんどないような気がします。
振り返って考えてみると、受かったときというのは、受ける前から受かると思っていました。
スポーツと同じで、意味ある練習をすれば、結果は必ずついてきます。
ただ、いくら準備をしていても、本番の戦い方を間違えると、落ちます。
よく言われている「みんなできそうなところをしっかり解答してくる」というのは、まさにその通り。
まずは試験問題や答案用紙全体を見回して、解けるところから解く。
解く順番を間違えず、すべての問題に手を付けることを意識しました。
短期間で税理士受験から足を洗うには、戦略的になることが必要です。
じゃないと、僕みたいに長引きます。
【執筆しました】
【さんプラーザ前川くんのつぶやき】
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