うちの長男曰く、地方都市である水戸のほうが、東京よりも都会だそうです。
「都会」とは?
都会とは、広々している街のことである。
By 長男(7歳)
東京生まれ東京育ちの長男によると、都会の定義はそういうことのようです。
東京よりも水戸は、
- 家の中が広い
- 庭付きの家も多い
- 道路や歩道、つまり街が広々している
- 車がたくさん走っている(これは、僕の実家がたまたま国道にほど近いところにあることによります)
と長男は言っています。
この定義で言えば、ぎゅうぎゅう詰めで家々が建ち並ぶ中野区の住宅街より、僕の出身地である茨城県水戸市のほうが「都会」ということになるでしょう。
本来の「都会」の意味は、人が多く住んでいて、ビジネスが盛んで、文化や文化的な施設がたくさんあるような土地のことをいうようです。
なので、本来の意味においては、言わずもがなですが、水戸より東京のほうが都会です。
水戸のほうがイケている
イナカよりトカイのほうがイケてます。
長男も「イケてる」の意味で、「都会」という言葉を使っているフシがあります。
かたくなに「水戸は都会」と言い張る長男。「東京よりも水戸のほうがイケている」と思っているのでしょう。
それは彼が、広い空間で遊ぶことに価値を見出してるので、そう思うのは当然といえば当然です。
広い空間で遊ぶことが楽しい!
お庭で遊ぶのが楽しい!
そうなると、やっぱり「地方>東京」ということになるのでしょう。
茨城県のここがスゴイ
①北関東・東北・甲信越の中で最大の人口を有する(京都や広島より人口が多い!)
②農業出荷額が北海道に次いで全国2位
③工場立地件数・面積が全国1位
④研究所の機関数が全国1位
⑤イワシ・サバの陸揚げ全国1位
⑥平均宅地面積が全国1位
⑦県民所得が全国で4位で、神奈川、埼玉、千葉よりも豊かである
(堀義人『創造と変革の技法―イノベーションを生み続ける5つの原則』より)
住んでる街や故郷のことを調べてみると、結構新しい発見があります。
特に全国何位みたいな数字とかデータはおもしろいです。
その土地でビジネスをしようとする場合はいろんな数字をさがし、分析すると思うんですが、そうじゃなくてもそういうデータを見ると地元を再認識というか、さらに好きになったり、あるいは移住してやる!などと、楽しい感情の揺さぶりを経験できます。
茨城県のここが・・・
茨城県にかかわりのない人が言うと角が立ちますが、茨城県で生まれ育った僕が言うので許してください。
「茨城県のここが・・・」、それは、
- なまっている
これにつきます。
関東でなまっているのは、茨城県と栃木県だけです。
しかも、そのなまりを完全に直すのはかなり難しいとされています。
なぜなら、本人はなまっていることにすら気づいていないのですから。
「なまりを直す必要なんてないよ!自信を持つべき!」なんて声もたまに聞きますが、やっぱり恥ずかしいんだ・・・NA・MA・RI
ビートルズ級のスーパースターが茨城から出て、彼らがバリバリの茨城弁で活躍する。
そのとき、ようやく時代は動くでしょう。栃木は茨城にひれ伏し、茨城と栃木の戦いはここに終止符が打たれます。
東京都か地方都市か?あるいは田舎暮らしか
移住とか多拠点生活とかあこがれます。
でも、移住するにしても、多拠点生活をするにしても、東京ははずせないと思う自分がいます。
移住であれば東京都との距離感や交通手段を考えてしまいますし、多拠点であれば拠点の1つに東京を入れることでしょう。
「もう東京はいいやー」と思った時期もありましたが、今は「東京もいいなー」と思っています。
東京にしかないもの、というか、東京でしか生き残れないものというものがあって、それが僕にとっても妻にとっても結構楽しいものだったりするからです。
前提や視点を変えてみる
長男のように、都会の定義を変えてしまうと、地方都市でも東京より都会になってしまう。
「自分は何に価値を見出すのか?」「何が大切なのか?」を突き詰めると、案外今不満に思っていることでも楽しめたりするものだと気付かされました。
都会とは、広々している街のことである。
By 長男(7歳)
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