余計なものは買わない。印鑑も僕らの貴重な時間を奪う「余計なもの」のひとつ。
印鑑文化は伝統文化として実社会から切り離し、古典として守っていけばいいのではないでしょうか。
(↑印鑑は最も安いものを買う主義)
フリーランスがあえて1本、印鑑をつくるとしたら
実印や銀行印については、すでに持っている人も多いと思います。持っていない場合でも、必要が生じたらつくればいいでしょう。銀行印にいたっては、セキュリティ的には好ましくないと言われそうですが、まあ認印でもいいわけですし、ネット銀行だったらそもそも印鑑の登録は不要です。
独立してあえて印鑑をつくるのであれば、
- 角印(読み方は「かくいん」)
でしょう。社印とか社判とか呼ばれることもあるようです。
↓こんなやつ。
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僕のこの印鑑本舗というお店で、ゴム印+アクリル製の角印を購入しました。なぜなら、それが一番安かったから。
会社組織でもないのに本当にいるの?!
まあ、いらないっちゃいらないのですが、必要な場面もまれに出てきます。僕は出てきました。
角印が活躍する場面
なぜか妻のすすめもあり、つくってみた角印。
必要になったのは、次の2つの場面でした。
- お客様から角印入りの見積書を要求された
- 保育園申し込みの際に自治体に提出する「在職証明書」なる書類(フリーランスは自分が雇い主でもあるので、自分という従業員に自分が在職証明書を発行する必要があります)
請求書や見積書であれば、フェイクの角印をプリントすることも可能でしょう。
角印に何かしらの法的効力があるわけではないので、角印を押すことによりそれらの書類が「それっぽくなる」だけのことです。
在職証明書についても同じはずですが、押せと言われれば押すしかない。その方が手続きがスムーズに進んでしまうのですから。
(在職証明書については、社印または代表者印とあったので、必ずしも角印じゃなくても良さそうです)
結論:ハンコは作る必要なし。だけど、こだわる人が目の前にあらわれたらつくる
いろいろ書いてきてこんな結論もあれなんですが、印鑑、つくる必要はないでしょう。
つくりたい場合は別ですが、こだわる人(紙の見積書や請求書に角印を押して欲しい人)がお客様として目の前にあらわれ、そのお客様のご要望にこたえたいと思ったときに、そのタイミングでつくればいいと思います。
または、印鑑をつくることでテンション上がるとかなら、つくったほうがいいでしょう。
独立したお祝いとして印鑑をおねだり、なんてのもいいかも。
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話は変わりますが、僕が小学校6年生だった夏休み、近所の公園で朝6時から始まるラジオ体操。
6年生は下級生たちの出席カードにハンコを押す役目を担っていました。
ところがです(いや、そんな気はしていました。町内会にあまり溶け込んでいなかったので)、僕の前にはハンコ待ちの下級生の列はできませんでした。
当然、その日以来、ラジオ体操からは足が遠ざかりました。
そんな僕の青春、夏の思い出。チャオ!
【編集後記 〜税理士・前川秀和のつぶやき〜 】
暑すぎる日々が続いています。今週は子の送迎以外、外へ出る予定がなかったのでよかったです。
(ちょっとした散歩はしましたが)
【1日1新】
プロントビーンズ阿佐ヶ谷店
【長男と次男 〜9歳児と3歳児のマイブームなど〜 】
長男、コロナ休校の振替で塾4連勤。返金対応できないから今月中に消化してねという塾の勝手な都合でイマイチ納得できませんが、長男がんばってくれました。
次男、食玩のプラレール水鉄砲を毎日ママに買ってもらって帰ってきます。。。
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
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「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。