フリーランスになって、まず最初にやるべき手続き関係は、
- 税務署への届出
- 市区所町村への届出
の大きくわけて2つがあります。
税務署への届出
税務署への届出で、独立・開業時、絶対に忘れてはいけないのは、次の2つの届出です。
- 開業届出書
- 青色申告承認申請書
正確には、それぞれ「個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」という名前の書類になります。
書類の書き方や提出方法については、↓の記事に書いています。
これらの書類の提出期限は、
- 開業届出書・・・事業を始めた日から1ヶ月以内
- 青色申告承認申請書・・・事業を始めた日から2ヶ月以内
です。
特に「青色申告承認申請書」は重要です。
青色申告承認申請書を提出し、会計ソフトで経理すれば、いろいろな優遇措置が受けられます。
税金が安くなる優遇措置ですので、期限までに必ず税務署に提出しましょう。
【参考記事】
市区町村への届出
会社員時代は会社で社会保険に加入していたと思います。
しかし、フリーランスは、社会保険に自分で加入しなければなりません。
具体的には、国民年金と国民健康保険への加入が必要になります。
国民年金と国民健康保険の手続きは、市区町村の窓口に行く必要があります。
(市区町村によっては郵送での手続きも可能です)
持っていく書類は、次の4つです。
- 会社の健康保険をやめたことを証明するもの(健康保険資格喪失証明書など)
- 基礎年金番号が確認できるもの(年金手帳など)
- 身分証明書
- マイナンバーが確認できるもの(マイナンバーカードなど)
市役所や区役所じゃなくても、市区町村の出張所にも窓口があったりします。
(中野区だったら、各地域事務所)
近いところに行きましょう。
【参考記事】
国民年金の上乗せ制度
国民健康保険の手続きをする必要がないケース
独立後の健康保険については「任意継続」なる制度もあって、これを利用する場合は、国民健康保険の手続きは必要ありません。
「任意継続」とは、退職した会社で入っていた健康保険に引き続き加入し続ける制度です。
加入できる期間は2年、退職後20日以内に申請する必要があります。
【参考記事】
「任意継続」と「国民健康保険」、どちらがお得か考える必要があります。
お世話になった人へのあいさつや、友達への報告
役所関係の手続きも大事ではあるのですが、お世話になった人へのあいさつや、友達とか親戚への報告も重要です。
- お世話になりました
- ありがとうございました
- 独立しました
- こんな事業をはじめました
などなど、相手方にあわせた連絡方法(はがき、メール、SNS、電話、実際に会う etc.)で伝えましょう。
友達と飲みに行ったりしてもいいかも知れません。
いずれにせよ、ガツガツ自分の仕事の宣伝をするのでなく、あくまで独立したことや事業を始めたことの報告にとどめましょう。
どんな仕事をやっているのかを知ってもらわないことには、何も始まりません。
そして、独立した直後がこの報告をする最大のチャンスでもあります。
※その他の注意点
退職した会社から源泉徴収票をもらっておく(確定申告のときに必要)
【サンプラザ前川くんのつぶやき】
昨日は1日オフ。
仮面ライダージオウの第1話とルパパトを観てから、家族でNHKスタジオパークへ。
初めて行きましたが、思いのほか楽しめました。
代々木公園では2つのイベントが開催されていて、そちらもチラチラみてたらいつの間にか夕方に。
ルパパトショーまで観れて、成り行き任せのわりに大充実の1日でした。
【1日1新】
仮面ライダージオウ
NHKスタジオパーク
【長男(7歳)のマイブーム】
Marshmelloのキャップ
【次男(1歳6ヶ月)のマイブーム】
新幹線
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
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