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リベート、キックバック、売上割戻を未払計上して節税する

リベート、キックバック、売上割戻・・・すべて同じものです。

これらを未払計上し、経費で落とすことが可能です。

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※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

リベート、キックバック、売上割戻とは?

リベート、キックバック、売上割戻。

説明していく都合上、以下、「売上割戻(うりあげわりもどし)」と呼んでいくことにします。

売上割戻とは、多く買ってくれた業者や小売店などに支払う報酬のことです。

たくさん買ってくれたことによる「値引き」で、日本独特の商慣習のようです。

売上割戻の未払計上

未払いの売上割戻を経費で落とすには、次のケースごとに条件があります。

◯契約で売上割戻の計算方法が決められているケース

このケースの場合は、販売した日の属する事業年度において、その売上割戻の未払計上額を経費で落とすことができます。

ただし、次の2要件を満たしている必要があります。

  1. 売上割戻の金額が、販売価額や販売数量によって計算されている。
  2. その計算基準が、きちんと相手方にも伝わっている。

◯契約で売上割戻の計算方法が決められていないケース

このケースの場合は、原則と例外の2パターンがあります。

・原則

次のどちらかの日の属する事業年度において、その売上割戻の未払計上額を経費で落とすことができます。

・例外

確定申告書の提出期限までに相手方に通知すれば、その確定申告書にかかる事業年度において、その売上割戻の未払計上額を経費で落とすことも認められています。

ただし、

  1. その事業年度終了の日までに売上割戻を支払うことが決まっていて、その計算基準も内部的に決まっている。
  2. その後も継続してこの方法により経理する。

という条件がついてきます。

未払計上した売上割戻をいつまで支払う?

未払いの売上割戻は、次の条件のどれか1つにあてはまれば、いつまで先延ばしにしてもOKではあります。

  1. 売上割戻の金額に利息をつけていて、①その利息を実際に払っている、または、②相手から求められればいつでも払うことにしている
  2. 相手方との契約などに基づいて、保証金にかえて有価証券などを提供することができるようにしている
  3. 保証金として預かっている金額が、売上割戻の金額のおおむね50%以下
  4. 相手方との契約などに基づいて、売上割戻の金額を相手方名義の預金または有価証券として保管していること。

 

【HMJのつぶやき】

昨日は、鷺ノ宮→中野→事務所。

 

【昨日の1日1新】

とんかつ新宿さぼてん鷺ノ宮北口店

中野区産業振興センター

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