法人税、法人事業税、法人住民税。
これらは、法人の利益に対してかかってくる税金です。
しかし、利益が0であっても、または赤字であっても、法人住民税だけは最低7万円かかってきます。
その名も均等割(きんとうわり)
法人住民税の中に、「均等割」というカテゴリーがあります。
この「均等割」、黒字・赤字にかかわらず、一定の決まった金額がかかってきます。
資本金、事務所数、従業員数により、その金額は決まります。
その最低額が7万円なのです。
◯均等割の金額は?
均等割の金額は、資本金、事務所数、従業員数により段階的に高くなっていきます。
事務所が1つしかない法人を前提とすると、均等割の金額は次のようになります。
(例は東京都の場合です。地域によって多少異なります。)
・従業員50名以下
- 資本金1千万円以下:7万円←ココが最低額
- 資本金1千万円超:18万円
- 資本金1億円超〜10億円以下:29万円
・従業員50名超
- 資本金1千万円以下:14万円
- 資本金1千万円超:20万円
- 資本金1億円超〜10億円以下:53万円
節税という観点から考えると・・・
節税という観点から考えると、資本金の額は、1千万円未満に設定すべきでしょう。
そうすれば、消費税は設立から2年免税、均等割の金額も最低額におさえられる可能性があります。
【HMJのつぶやき】
ちょうど午前2時前に目が覚めたので、そのまま起きてAppleの基調講演を観ました。
やはり、鳥肌立ちますね。
「One more thing…」、いつか言ってみたい言葉です。
【昨日の1日1新】
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