税理士になるには、11ある試験科目のうち5科目に合格しなければなりません。
(説明は割愛しますが、他にも4パターンほど税理士になる方法はあります。)
1年で5科目を合格するのはほぼ不可能であるため、受験期間が数年に及ぶとてもタフな試験です。
経験をふまえて感じる税理士試験合格に必要な3つのことについて、今回は書いてみたいと思います。
↑上の子の幼少時代。古い電卓で遊ぶ。
専門学校
専門学校を活用するのは必須です。
ライブで授業を受けるのがベストですが、Web講座でも充分効果はあると思います。
ただし、試験勉強を始めた当初は、専門学校でライブの授業を受け、同じ目標を持ったクラスメートと切磋琢磨すべきでしょう。
税理士試験は表向きは60点以上が合格とされていますが、実際は上位数%が合格するといった相対的評価がなされています。
ライバルを意識することは、早期合格への近道となります。
戦略、自分にあった勉強法をみつけること
戦い方が大事
科目によって戦い方が違います。
また、同じ科目であっても年によっては戦い方が変わる可能性もあります。
「みんなができるところを確実に取っていく」という試験であるため、それを大前提に戦略を練りましょう。
戦い方・戦略などと書いてきましたが、要は試験を解く順番のことです。
「解く順番を間違えない」ことが合格の絶対条件となります。
自分にあった勉強法をみつける
勉強できる時間が限られている方がほとんどだと思います。
そういう方でもチャレンジできるのが、科目合格制の税理士試験の良いところでしょう。
そんな方には、このアドバイス。「出ないところはやらない」
私もこれで最後の1科目であった法人税法に合格することができました。
勉強法についてですが、これは自分で見つけるしかないです。
トライ&エラーで根気強く見つけましょう。
他の人の勉強法を真似てみても長続きしません。
自分で発見した方法でなければうまくいきません。例えその見つけた方法が世間一般にありふれた勉強法であったとしても。
ガッツ、根性
人一倍そんな言葉が嫌いだと自負している私ですが、ガッツ・根性は必要です。
税理士試験は1科目2時間の試験です。
よって、試験問題を練習するにもそのくらいの時間を要します。
税理士試験はスポーツであり、理不尽な部活動だと思ってあきらめましょう。
もちろん、効率的な勉強を見つけることにより多少そういった要素を軽減することもできます。
専門学校での授業中、ある先生が理論暗記のことについてこんなことを言っていました。「理論暗記は水をザルですくうようなものだ」と。
【番外編】道具にこだわってみたりなど
道具にこだわる
ペン
試験の回答には、黒か青のボールペンを使わなくてはなりません。
自分にあった道具を見つけましょう。
元来ガジェット好きのため、私は数多くのボールペンを試していました。
一時は文房具店に入り浸っていたほどです。
が、特に気にならない人でしたら、それほどこだわる必要のないところでもあります。
その辺に転がっているボールペンだって充分なのですから。
電卓
税理士や公認会計士受験生あるある
- 左手で電卓を打つ
- 電卓を打つのが早い
上記のようなことを自慢するのはカッコ悪いのでやめましょう。
勉強できる場所をいくつかストックしておく
家でできれば一番いいのですが、家では集中できないタイプの人はいくつか勉強できる場所をストックしておきましょう。
例えば、専門学校の自習室やカフェ、有料の自習室、コワーキングスペースなどが考えられるでしょうか。
通勤通学の電車の中なども貴重な勉強時間となるでしょう。
【HMJのつぶやき】
長男がママとグミを作っていました。
ポカリ味のグミ、何個かもらって食べたのですが意外や意外、美味しかったです。
私が子供の頃はグミといえばコーラアップしかなく、しかもコーラアップは量が少ないのでいつも物足りなさを感じていたのですが、今はグミの種類が豊富ですばらしい!
コンビニでふとグミコーナーをみるとその種類の豊富さに心が踊ります。
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。