織物屋さんが息を吹き返した話。一瞬のすきをつくための準備をしよう

我慢が報われることもあります。

Cloth mask

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※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

今や24時間フル稼働

知人の知人の織物屋さんの話です。

今年の1月初め頃、ご夫婦で経営されているその織物屋さんは「仕事が全然ない」と話していたそうです。

ところが今は大忙し。24時間フル稼働状態で、オーガニックコットンのガーゼ生地を生産されています。

マスク生地としての需要が爆発、少し不謹慎な感じがしてしまうかも知れませんが、まさに特需。

ご本人たちは使命感を持ってハードワークに励まれているようです。

 

守りつつも変わりつつ、ときには損切りの決断も

ほとんどの人にとっては、今の状況は特需ではなく、その逆でしょう。

僕たちは、ただただ、今の状況が過ぎ去るのを待てばいいのか。いや、それではリスクは大きいでしょう。

いつまでこの状態が続くか分からなし、世界はガラッと変わってしまうかも知れない。

世界がさほど変わらなかったとしても、自分が営んでいたビジネスの市場規模が極端に小さくなったなんてこともないとは限らない。

もちろん、このマスク生地特需だって、ずっと続くわけではない。

 

「変化し続ける部分」と「守る部分」を持ち、でもときには「守る部分」も破壊し、「変化し続ける部分」を死守し、矛盾と混沌を胸に生きていく。

難しいと思われていた決断をいとも簡単にできるようになっているこの状況を是非味方につけたいものです。

 

とりあえず生き残る

生き残りましょう。とりあえず生き残る。

生き残るには、

  • 調子のいいときの内部留保(つまり、利益をしっかり出し、税金をしっかり払う経営)
  • 調子のいいときの資金調達(借入をしてでも現金(預金残高)は多めに持っておく)
  • 固定費を抑える(事務所を借りない etc.)

など、調子が悪くなる前の心がけが重要です。

 

前述の織物屋さんの例でいえば、

  • ご夫婦だけで経営
  • 自宅兼工場

と、固定を抑えた経営をされていたというのは大きかったと思います。

 

そんなこと今さら言われても・・・ということもあるでしょう。

借入や給付金・協力金、助成金などの今出ているあらゆる支援策の情報を集めて、実際に申請して、持ちこたえましょう。

無駄遣いせず、いらないものは売って、必要なものは備蓄して、自分の中のリトル自分の声をよく聞いて本当はどうありたいかをしっかりあぶり出す。

そして、今の困難と次の困難の一瞬のすきをつき、すぐに動けるように、常に準備をしておきたいものです。

 

【参考記事】

新型コロナウィルス関連、主な支援制度
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【編集後記 〜税理士・前川秀和のつぶやき〜 】

昨日は新規のお問い合わせが1件。

雨のせいもあり、1歩も外に出ない1日でした。

 

【1日1新】

クロマキー合成用グリーンバック

キックスクーター(for 子ども)

 

【長男と次男 〜9歳(1ヶ月)児と3歳(2ヶ月)児のマイブーム〜 】

長男:1日置いたフルーチェに舌触りが違うと文句を言っていた。できたてでゆるめのフルーチェがいいらしい。

次男:ひとりで仮面ライダーゴーストの変身をしててかわいかった。