いい意味で期待を裏切られることは、その受け手としてとても楽しいものです。
また、期待に応えてくれるのも、それはそれで嬉しいもの。さらに想像以上に、過剰に期待に応えてくれたとき、それはそれはとても楽しいものになります。それこそ、期待を裏切られたほどの期待通りの嬉しさ。もはや何を言っているのか分かりません。
メタラーの袖切り
90年代初頭の一時期、多分1年間くらい、バーン(BURRN!)というベビーメタル/ハードロック専門雑誌を購読していました。
僕の名前、ヒデカズ・マエカワのイニシャルは「HM」。両親はヘビーメタル(HM)を意識して僕の名前を付けたようです。(嘘です)
そのバーンという雑誌に、アメリカのヘビーメタル/ハードロックのバンド達が一同に介しておこなったソフトボール大会の記事が掲載されていました。
HM/HR(ヘビーメタル/ハードロック)のミュージシャン達が一同に集まりソフトボール大会をやってるってのも面白いのですが、その特集の写真でさらにすごいことを発見することができました。
そこに写るミュージシャンのほぼすべてが、野球のユニホームの袖をカットしていたのです。
キャプテン翼の日向小次郎のように、肩むき出しの状態。
メタラーのTシャツ袖切りは、ここまで徹底されているのか。野球のユニホームまで袖切りするとは・・・本当に驚きました。
その徹底ぶりと、なんとも言えぬ可愛さというか可笑しさに、感動したのを覚えています。
17歳の僕がその後手持ちのTシャツすべての袖を切り落としたのは言うまでもありません。
(※追記)
その雑誌ですが、BURRN!ではなかったような気もしてきました・・・
徹底的にこだわる。そこまでするか!っていうくらいに
その徹底が人に伝わらなくては意味がありません。17歳の少年に行動を起こさせるほどの徹底ぶりが必要です。
我々小さな事業者が徹底できることは何だろうか。
- ペーパレス化
- 自動化
- クイックレスポンス etc.
これと思ったことを、とことん徹底して、振り切ってみることがサバイブするためには必要です。
賛否両論あるSDGsにとことん振り切ってみるのもそれはそれであり。
とことん、徹底的に、そっちに振り切ってみましょう。
(当然、途中での軌道修正もありです。そのあたりはトライ・アンド・エラーで)
思い入れのないあまりないバンドのTシャツは着ない
おまけ的な体験談を1つ。
あまり思い入れのないバンドTシャツは着ないほうがよろしいかと。
かつて空手を習っていたとき、クラスメイトのオーストラリア人から僕の着ていたスイサイダル・テンデンシーズのTシャツについて声を掛けられました。彼はそのバンドの大ファンだったのです。
僕はスイサイダル・テンデンシーズのサマソニのライブがすごく良くてその場でTシャツを買っただけのにわかファン。バンドについて語れるような知識を持ち合わせていませんでした。当然会話は盛り上がらず、なんか申し訳ない気分になりました。
あるときは、クアラルンプールかどこかの空港で、僕が着ていたヴァーヴのTシャツについて声を掛けられました。まったく思い入れのないバンドだったので会話も続かず。。。せっかくの国際交流の機会でしたが後味の悪いものになりました。
ときおり、ニルヴァーナやダイナソーJrやビースティ・ボーイズのTシャツを着ている若い女の子を見かけますが、正直に言うと声を掛けたくなります。気を付けてね!
【編集後記】
今、古着のメタルTシャツが高円寺で高値で売買されています。
なぜなのか?、、、面白い時代です。
いっぱい持っていたのに、捨てなきゃよかった。。。
【1日1新】
UpNote 購入(買い切り)
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。