プロであるならば、自分の専門分野においては、手弁当でお願いされてはいけません。
手弁当とは?
正直に告白しますと、最近まで「手弁当」の本当の意味を知りませんでした。
てっきり、「報酬は出せないけど、お弁当だけは用意するからお願いね〜」というような意味だと勘違いしていました。
本当の意味を知り、驚愕しました。
まさか、「報酬も出せないし、お弁当も自分で用意してね」の意味だったとは・・・
交通費も昼食代もすべて自費の完全無償労働というか、お金を払ってまで労働することを意味する用語だったのです。
なぜ手弁当ではいけないのか
とは言え、実際は「手弁当ではありますが、お願いします」と相手が言っているときは、「少ししかお礼できませんが・・・」という、やや謙遜した表現で言っている場合もあるとは思います。
さすがに、交通費や昼食くらいは配慮してくれるでしょう。(考えが甘いでしょうか?)
それでもやはり「手弁当」と言ってくる人からの依頼は断るべきです。なぜか?
・自分の価値が下がる
それは、プロフェッショナルとしての自分の価値を下げることになってしまうからです。
やる気の起きない仕事を請け負い、いい加減な仕事をすることで、評判を落としてしまうなんて事態もおこりかねません。
・仕事の価値が下がる
また、無料で請け負うことにより、その仕事自体の価値を下げてしまうことにもなるでしょう。
そうなれば同業者にも迷惑をかけることになってしまいます。
ただ、あえてそうしているのであれば、それはそれでOKではあります。
あえて無料であれば、それはOK
あえて無料にしているのであれば、それはそれでOKです。
- この人を助けてあげたい、この人の力になってあげたい
- 今回無料にすることにより、他の仕事を受注してもらうという狙いがある(いわゆる営業目的)
- 経験値を積みたい、勉強したい
- 世のため人のため、この業界をぶち壊したい(革命を起こしたい)
などの理由により、手弁当での依頼を受けるのであれば、ありでしょう。
最後に
手弁当に限らず、低い報酬での依頼も多々あることでしょう。
食べていけるようになるまでは、ある程度そういった依頼も受ける必要はあります。
そんなときは、無料にする理由・安くする理由をしっかり持ち、その先に繋げられるような強かなメンタルで望みたいところです。
【HMJのつぶやき】
昨日は長男が振替休日だったため、午前中は新宿まで彼の眼鏡調整に付き合いました。
スペアを含め2本眼鏡を持っているのですが、しょっちゅう歪めて帰ってきます。
そのたびに眼鏡調整。眼鏡屋さんに本人も連れて行かなければならないため、結構な手間ではあります。
月に2〜3回は行っているでしょうか。高価なものですし、頻繁に眼鏡調整行くのも手間なので、丁寧に扱って欲しいものです。
ちなみに、眼鏡調整のことを我が家では、「ガメチョー」と呼んでいます。「今日はガメチョー行くよ!」といった感じで。
メガチョーでもなく、ガネチョーでもなく、ガメチョー。なぜこうなったのかというと、長男がまだ幼い頃、メガネを「ガメメ」と言い間違いしていたことに端を発します。
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午後は事務所で作業。その後、不二家でバースデーケーキを買って帰宅。
(ある事情により1年に2回誕生日がある長男。その2回目の誕生日でした。)
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。